最終回は物語初期との対比を思わせる表現が目立ったような
大掃除に年越し更に初詣。それらは1年間に有ったイベントを綺麗に整理して、新たな始まりへと向かう季節の象徴的イベント。そう思えば大掃除の中で初期に行われたイベントを振り返る時間は生まれてくるし、振り返れば今との違いも見えてくる
そう思えば、冒頭にて中華料理屋へ一人で入店し注文したまこの行動に現れるように、まこはあのサークルに入って大きく変化・成長したと感じられるし、他の面々も何かしらの変化を経たのだと感じさせる最終回でしたよ
初期において食文化研究なんてダミーサークルの言い訳であり、彼女らの集まりに食なんて本来は不要な筈だった。けれど今では炬燵の魔力に負けても良い場面や水の冷たさに耐えても料理するのが当然な雰囲気が醸成されている
しのんは美食を味わえるイベントである年越しを月イチでしないと勿体無いと言うけれど、今の彼女らは何かしらのイベントにかこつけて美味しい料理を食べている。つまり今の彼女らは集まれる理由などが有れば一緒に居て美味しい料理を食べるような間柄になったという事で
この点にも初期との違いが見えたね
初詣はこれからの1年を意識するイベントだからか、つい去年を思い出す場面が有ったとしても、口に出るのはこれからの思い出に向けての期待感
また、合言葉である「ごちそうさま!」は美味しいものを食べた時に言葉であり、初日の出をバックに撮る際には不似合い。けど、それを口に事で彼女らがそれまでの一年間で味わった沢山の思い出を咀嚼しているようにも感じられて良かったな
お腹いっぱいまで食べてもつい考えてしまうのは次はどんな美味しい料理を食べようかという楽しい想像。それだけに新歓を通して食文化研究部をより楽しい集まりにしようとの気概が感じられたのは初期との最大の変化であると温かな気持ちで思えるような最終回でしたよ