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とても良い

本作って「オタクに優しいギャル」みたいな構図の作品なのだけど、その実態はマジョリティの側にいる海夢がマイノリティな生き方をする若菜の傍に寄り添い、彼の力を借りた上でコスプレというマジョリティとは言い切れない趣味を楽しむ様子を描いた作品なのだと思っていたり
だから、屋上近くの階段踊り場にてアニメを語らう若菜と海夢の姿はまるで多数派から隠れて趣味を楽しむ少数派かのように見えてしまう
その要素は若菜の失敗やラストのカラオケシーンへと繋がっていくのがまた本作の面白さだと思えるのです

第二期初回のコステーマはバニースーツ。海夢が主張するようにバニースーツは多くの作品やファンアートで用いられてきた人気ある衣装。そして布地が多いわけでもないから難しい衣装ではないように思える
そこに若菜が嵌まった罠が有ったようで。若菜は見た儘から材質・内面を想像してしまった。でも見た後に一旦立ち止まって考えてみれば種や正しい姿は見えてくるもので
そんな間違いを驕りではなく、楽しめば良いと教えてくれた宇佐美は若菜や海夢の多様性すら認めているかのよう
…まあ、理解が有りすぎて若菜がバニー衣装を着ると勘違いしてしまうのは良いんだけど今回は流石にね(笑)

若菜や海夢が普段しているコスに比べれば断然ライトなコスで集まったハロウィン。正体を隠した集団はそこに混じった者がマジョリティかマイノリティか判らなくさせるもの
でも、見た目なんて他者が見て感じ取るもので。だから若菜は浮いた集団の中でも浮いた衣装のまま自分は混じれているかなんて気にするわけだ
それだけに男で化粧が出来るのは普通と受け容れて貰えた上で雛人形師である点も凄いと褒め称えられた事は、自分は多数派に受け容れられない人間なのだと思い詰めてきた若菜の認識に罅を入れるものとなったようで温かい気持ちになれるね
でも、若菜があの集団に受け容れられる為の本当の疑問は別にあったわけで。これに若菜と海夢はどう返すのやら



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