作中でトワサの事を「1人シンギュラリティ」なんて呼称しているけど、この第0話は他にもシンギュラリティ、特異点と呼べそうな瞬間が様々に描かれていたね
アキラがトワサの家に引き取られた瞬間が既に特異点と言えるし、姉となったトワサが世界における特異点であるのもアキラにとって特異点と言える
一方でアキラ自身はトワサが特異点だから特別な存在と感じるようになった訳でもないと描かれていたように思えるね
作品内容は近年の技術開発を反映した近未来物として、見ているだけでもワクワクさせられるものとなっているね
本作でトワサは世界を変え得る存在として描かれている。そのような彼女に対して、アキラは同じくらいの特異点になるのではなく、弟からの脱却を目指そうと奮闘しているね
対してトワサもアキラを弟以上の存在と見始めている。両者共に互いを家族から脱却させようとしている。でも、現状は家族だし姉弟だしという点が恋愛的に面白い状況と思えたよ
作中で見られたトワサへの抵抗はそのまま特異点への抵抗でもあるかな。現状から未来へ向けて大幅に進化する行動はそれこそ変化への準備が出来ていない者にとって脅威でしか無い
その意味ではトワサがアキラの一世一代の決意を一度はスルーしてしまったのも同種の抵抗と言えるかな
でも、トワサ自身も関係を進化させたかったのは事実。だから彼女の方からも一世一代を見せつけると。まあ、このシーンはアキラがその上を行く決意を更に見せつけた為に大変ニヤニヤ出来るシーンと相成りましたが
二人は家族の関係をアップグレードして新たな家族の関係へ。これは互いに諒解が有るから成立するシンギュラリティ
だから、特異点のような存在からお出しされる進化への諒解を持たない者からは強烈な抵抗が示されると……
と、ここまでは話の筋が理解できるのだけど、ラストに提示された光景がシンギュラリティとかそういうのを超越していた気がしますよ?
キャラクター原案きっかけで見ようと考えていた作品だけど、想像していた以上に楽しめる作品となりそうですよ