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とても良い

霧島透子の脅威から麻衣を助ける為に東奔西走する咲太は忙しいね。でも、福山に発したようにまさしく「来た甲斐があったよ」と言えるだけの成果は挙げられたのかな
この回で描かれたのはそれぞれの拠り所は何者かを改めて問うような話と思えたよ
寧々は北海道では上手く行っていた自分の在り方が神奈川に来て麻衣の出現に鉢合わせた事で全てが揺らいでしまった。挙げ句に頼ったのが霧島透子という正体不明のシンガー。そうして無くした岩見沢寧々を寧々も福山もどう取り戻すかが描かれたね

思い出のマフラーを巻いていても寧々を思い出せなかった福山が彼女を取り戻す契機は彼女が本来持っているべき名誉を彼女が持っていないと知ったから
その後に福山が語る寧々の思い出は福山と寧々が紡いで来た拠り所のような人生で、それこそどうして忘れてしまったのかという話になる
自分や大切な人を見失う。そのような特殊な事態を前に赤城や咲太が自分の人生に当て嵌めて考えた上で「何処にでもよくある話」と捉え直せたのは良いね
ならば、自分を無くした寧々という特殊事態に対しても有り触れた自分の在り方で向き合える

福山が寧々に語る言葉も咲太が二人に告げた言葉も何一つ特別なものではない
ただ、特別でないから寧々はその言葉の頼りなさに反発してしまうのだけど、本当の寧々は特別でもないし頼り甲斐があるわけでもない福山と付き合っていて、今も愛されているわけで
それは頼るには不安定だけど、拠り所としては充分過ぎる岩見沢寧々という人間と言えるのだろうね

麻衣のイベントに集ったサンタクロースも自分を見失った人間達。自分が判らなくなり他人から見遣って貰えなくなった
そんな存在に咲太がしたのは偶発的でありながら最も説得力ある声掛け。流血という衝撃的事態を突き付けながら「大丈夫です!」と告げる。それはハプニング時に最も頼ってしまう自分という存在を取り戻さずに居られない状態だね。流石にあの状況で霧島透子を名乗る暇なんてありゃしない
咲太の奮闘が麻衣を守り、皆との再会へと導いた。それは一転して目出度い日だ。これで後は霧島透子の正体さえ判明すれば、というタイミングで待ってましたの劇場予告には震えてしまったよ。今から待ち遠しいね



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