近未来的な要素が溢れていた前回ではその近未来感によって様々な見方が出来た本作だけど、続く今回は超未来を舞台としている筈なのに描かれるのが前時代的で文明発達前のような光景だなんてギャップのある展開
それでいて所々に近未来の残り香が有るというのは不思議な話。一見すると別世界を見せられているかのようなあの光景は現代から全く繋がらない社会の話ではなく、近未来の先にあるが文明が望ましく発展しなかった前時代的な超未来という面白い光景となっていたね
アキラを助けてくれたイディ達の住んでいる集落は植物に侵食されているし、家の作りもコンクリートではないし、床に座って食事をするスタイルという、近未来でアキラが暮らしていた環境とは全く異なるもの
文明的な暮らしがすっかり忘れられている様子は限りなく前時代的。だというのに彼らの結婚様式は超未来的だね。性別に関わらず婚姻を行い更に人数に制限を設けないそれは文明発達前の一夫多妻制の路線を思い起こさせながら、全く異なる未来的な家族形態と思えるね
だから違和感を覚えてしまうのはそんな社会に立脚する前時代的な人々。管理官が幅を利かせ暴力の罷り通る様は文明の匂いを感じさせない
身勝手な暴力により他者を蹂躙する者に文明的な裁決や約束で対抗しようなど不可能、それこそ暴力で対抗しなければ
となった段で登場したユウグレは超未来らしいアンドロイドである上に暴力が罷り通る時代でも上位に立てそうという凄まじい存在。なのに、そんな彼女が求めたのがアキラにすれば現代的な結婚だなんてギャップが効いた話ですよ
0話でもこれからどうなるのか?と思ったけど、続く1話でもその印象は変わらないのは良いね