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良い

アモルはアキラ達を騙した、嘘を吐いた事によって苦しい立場に追い詰められた。そんな彼女を助けに来たアキラは己の感情に正直なお人好しだね。まあ、彼の叫びによってアモルは正直な望みを取り戻せたのだから結果として良かったのだろうね
けれど、彼だって全てに対して正直に過ごせている訳では無いし、アキラを好くユウグレとアモルだって全てに正直に成れている訳では無い
そのような正直な感情と建前としての言い訳じみた嘘が入り乱れた回と思えたよ

そもそも助けに来たユウグレからしていきなり嘘を使うね。行動原理に即さないと独り言を残すのに、アキラには即しているなんて言ってしまう
また、アキラも建前めいた言い訳をするね。好意を向ける二人に対して真実の愛やらトワサが…とか言うけれど、トワサは多分存命ではないしトワサへの感情が二人の好意を否定する理由になりはしない
アキラが二人の好意をあまりに下手な遣り方で否定するものだから、二人も正直に好意を向けられずフィカに参加するなんて怒ってしまうわけだ

剣呑な雰囲気を放つカルクラムとフィーデスは姉弟であると聞いた時点でそれと察してしまうような関係のようだけど、それだけにフィーデスは正直な感情をひた隠し嘘に塗れた生き方をしていると見えてくるね
同様に自らフィカに参加したアモルもユウグレも自分の感情を証明する為に他の人と向き合う事も出来ず何とも言い難い状態。おまけにアキラ自身まで…
アキラは「何でこうなるんだ」と嘆くけれど、正直な感情を保てないから誰もがややこしい関係へと陥っていく
感情を守る為に建前ばかり優先してしまった彼らはフィカを通してどのように自分の感情が正直なものであると証明するのかな?



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