有言実行を標榜し恐れる事など何も無いかのように振る舞う山吹は鬱陶しい程に存在感が強烈。けれど、そんな彼の存在が夢に向かっての歩み出しに不調が見える六花や寧々にとって良い刺激となるようで
六花は山吹と違い衆人環視で歌う緊張を知る為かファンの期待を前に自分の歌を披露する事はできなかった。そんな彼女にとって六花を驚かせる為だけにギターを猛練習し罵声の中で歌い上げた山吹の姿はそれこそ夢の為に何処まで本気になっても良いか示すものになったような
あんな無茶苦茶をする山吹でも緊張はする。そして緊張はしてしても無茶苦茶は出来る。その鼓動は六花への応援歌になったかのように思えるよ
寧々は演技力を求められているのに、演技の素となる経験に自信が無い為か他者を納得させられる演技が出来なかった
そんな彼女にとって、寧々にいい演技をさせる為だけに一時的な交際をし3週間も付きっきりになる山吹はインパクト大。寧々は山吹との一時交際の先にキスまで想像してしまうわけだけど、それこそが彼女にとって交際に拠って得られる告白に至るかもしれない演技の素か
だとしたら、山吹はそこまでする気はなかったしオーディションは落ちてしまったのに寧々は漫画に沿ってキスのフリをした行為には早くも変わり始めた彼女自身の感情が潜んでいるように思えたよ