1ルート完成させるのに1クール掛かっていたことを考えれば、全ルートのシナリオプラスアナザーシナリオまで作り終わっていた詩羽がどれだけ他のものよりもゲーム制作を優先していたかが推察できる
良いものは良い、悪いものは悪いと言える目と勇気をちゃんと持てと前フリが有ったと思えば詩羽はとんでもない選択肢を提示したのでした
今回の話って色々解釈ができるんだろうけど、詩羽が倫也にあのような選択肢を提示したのは階段下での会話で倫也が自分と同じステージに上がってくる存在と認めたからこそ、作品の方向性に重大な影響を与えるような選択肢を提示したのだろうなと思えた
あそこで提示されているのはぶっちゃけ今の女と昔の女どっちが良いの?ということ。今の女を選べば特に何も変わらないのだけど、昔の女を選んだ場合倫也が本来作りたかったものとは異なった作品になりかねないし、他メンバーにも負担を掛けることになる。
又、詩羽は自身の進路についても選択肢を提示していて、地元の進路を選べば今まで通りを続けられるけど、関西へ行く進路にも惹かれている。
2種類の選択肢を併せて考えれば、詩羽が智也に選ばせようとしているのは過去を引き摺ったまま今の関係を続けるか、それとも周囲に迷惑を掛けようとも覚悟を示し自分のもとに帰ってくるかあわよくば関西にも付いて来てともに創作活動を行うかということを問いかけているんだろうね
英梨々がどれだけ詩羽の意図を掴んでいたのかは判らないけれど、確かにこれは倫也が決めるしかない問題である
波島出海がいわばライバルのような立ち位置で再登場しておきながら決めシーンが決まってなかったのは驚きではあるけれど、それ以上に平然と合鍵を取り出した加藤は更に衝撃的。
もう完全に夫婦ですやん……