まさかこうもあっさりトルイの命が砕け落ちるとは…
彼自身は前回の様子やオゴタイの夢に現れるように、何の後悔も抱いてなさそうなのが心の大きさを感じさせる。但し、大きな勢力を有していたトルイが没したなら、モンゴル帝国内の均衡にも影響があるわけで
トルイの落命は確かに英雄的行為で伝説にもなりそうだ。他方でそのように扱う事で反乱分子が生じないようにシナリオを組んだのではないかとも思わせる。そうした中核にはボラクチンの影が見え、彼女の計略が成ったなら力持たぬ者に抵抗は難しいと言える。今回は特にボラクチンとシタラの実力差を感じられる内容でしたよ…
シタラはファーティマ達の復讐、『原論』の奪還を生きる意味と捉えてきた。なら、前回時点で既にボラクチンに呑まれていたシタラが彼女から『原論』を与えられたなら余計に反抗する余地は無い。おまけにトルイ家の凋落にシタラの主張が採用されているなら尚の事
特にあのシーン、かつてシタラがボラクチンに感じた「自分の才能にしがみつく」をそっくり遣り返されているのは強者感がバリバリに感じてしまうね
だからこそ、ボラクチンに仕向けられた思い上がりに気付けたのが、あの水桶だというのは素晴らしい展開ですよ!
シタラは知ったつもりでいるかも知れないが、「何が起きた!?」なんて驚くようじゃ知らないも同じで。知らない事態に呑まれ続ければ何も出来ぬまま流される。知恵を深める道にこそ真実が在る、ドレゲネの隠れたメッセージに気付ける
そうして始めたのはドレゲネを取り返す逆襲の一手なんだろうけど……
あのグユクって役に立つの…?めっちゃビビリでドレゲネ解放の助力とはなりそうに無い気が……
既にトルイは死に、ソルコクタニは無力化、オゴタイの隣を確保し、反抗する者は手中に収めたボラクチンという巨大な存在を前にシタラは無力なまま知恵を手に何処までやり返せるのだろうね?