この作品、カオスなだけじゃなくてしっかりシリアス要素もあるのね
レインを始めとしてそこかしこにカオス要素がちりばめられた第1話だったものだから、破滅的ギャグ作品かと思っていたけど、どうやら深みがあるようで
今回はリリィの苦悩や『王者の牙』関係の話が展開された事でそれぞれの想いや人間性を深掘りする内容に。こうなるとレインが居ない方が話が纏まった形で展開するんじゃないかと思えてしまうが、リリィとの会話やコーネリアスへの反抗を見れば判るように、本作はレインが居なければ成立しない
しかし彼が居るとシリアス展開もカオスになるという。まあ、彼の無茶苦茶な言動が最も面白いので暴れてくれて構わないのだが(笑)
才能を恣に発揮していたリリィは一度の敗北によって戦えなくなり、部屋からも出られなくなったようで
戦えない外出できない彼女がレインの旅に同行したとなれば、理由はポジティブなものである筈が無く。考えれば当たり前だけど、考えなければ判らない点を独り言の体でリリィに示したレインは偉いな。部屋に籠っていた彼女の考えなんて誰も判ってやれなかった。けど、レインは判ってやれたし、リリィは『青の水晶』は判ってやれていなかった
2人は考え方を一致させた事で改めて同じギルドメンバーと成れたわけだ
レインが本格的に『青の水晶』所属となれば、元所属の『王者の牙』は因縁あるギルド。おまけに人命や人の尊厳を軽々しく扱う様子はショッキング
コーネリアス達がこちらの心情を考えないのなら、こちらだって相手がどうなろうと知った事じゃない。だからレインが真っ先に考えるのは自分達の安全でありリリィを守る事であり
他方でコーネリアスを殺すような事はせず、脅しに留めたのはレインの性格が表れた結果なのかな?まあ、そこまで考えてなさそうな気もしてしまうのは彼のカオス具合が酷すぎるせいもあるのだけど(笑)