ロゼ視点を減らした今回は周辺事情を説明する回に
ロゼは湖の家に居るからハリージュの事情全てを見る事は出来ない。かといって内外を出入りできる者が全てを知っているわけではない構図にもなり始めたね
私達視聴者には各々の視点が横断的に提供される。しかし、作中人物は限られた視点しか持ち得ない為に、ロゼやハリージュは目の前に気になる人が居てもその人が何を考えているか、どのような境遇か判らない。そうした様子が恋心の迷宮を魅力的に映してくれるね
今のロゼはハリージュの訪れが日常になりかけている為に彼以外の訪れを予想出来ない。それどころかティエンがロゼとハリージュが逢える家で寛ぐ様子も、彼の為に整えたテーブルに別人が着く様子にも心がざわついてしまう。何故ならロゼはハリージュとあの家以外では逢えないから
かといってティエンは彼女がどのような出逢いを重ねているか知らないから、あくまで保護者目線のまま接してしまう
これは依頼人と魔女の関係から脱せられないハリージュにすれば看過し難い光景か。彼としては惚れ薬の制作を依頼したロゼの生活力皆無な面に呆れて世話焼きしていただけだったのにね
ハリージュは内外を行き交えるからロゼの知らない美味しいパンやら何やらを持ってこれる。でも、渡し船が向こうに在ればロゼには近づけない。ハリージュは外にいる人間と印象付けられる
ここで互いの視点では相手が何を考えているのか読めない点が一つの悲劇として生じうるね
ロゼは自分をハリージュが気に掛けているなんて想像できない、自分だけが浮き沈みしていると感じる。ハリージュは魔女であるロゼは自分を特別扱いしていないと感じる、浮き沈みする心の扱いが判らない
誰の為に惚れ薬を欲しているのか?それが通じ合っていない二人の想いは繊細な交流を奏で始めたように思えますよ!