完全にエヴァになっててクソワロた。通してみると腸内フローラが話の中心で、まだ謎も多いけど重要な器官について知れる、非常に教育的な作品になっていた。演出・構成が実に上手い。
史実をベースにしながらも、アニメならではの描写と演出でこれでもかと盛り上げる。ひとつのレースに2話も使っただけのことはある、すばらしいエピソード。
四川料理でなぜ北京ダックが出てくるのか理解できないけどw、展開は王道。王道すぎてちょっとあくびが出る。次回の味音痴の審査員をどう落とすのかは楽しみかな。
大きな嘘を少しだけ入れるのは良質なSFの条件なんだが、石化光線という嘘から、ゴールドスリープなんて超科学が演繹されてしまうのは畏れ入った。
次の展開は司がいれば百人力だけど、いないからこそ波乱万丈で面白そう!
前回で大団円にしても良かったのにまだ引っ張るの……と思ったが、たしかに目の上のたんこぶは消しておかないとなぁ。まさか一緒に司まで退場させるとは思わなかったが。
そうか、羽京は自衛官……! この展開は、ものすごく説得力がある! 日本の、自衛官、だからこその……。すげぇ。
あと杠がやっぱり一番の狂人なのが面白すぎる。
あえて史実を調べずに観たけど、こんな展開なのか……。主人公の目標を次々と潰していくストーリーなんて、並のフィクションじゃ書けないよなぁ。