今回は、自分の気持ちに蓋をしきれなくなったこゆんの姿に心をゆさぶられる回だった。
些細な会話で「好き」という気持ちを再確認し、友達の範囲を超えなければ大丈夫と言い聞かせながら、湊と一緒にラムネを買いに行くこゆん。少しでも湊に近づけることが嬉しい反面、結局は傷ついてしまう姿がとても切なかった。
そして最後に「私どうしたらいいんだろう、すごく苦しい」と月子に思いを吐き出す展開が、見ているこちらも息苦しく感じるものだった。
一方の湊は、美姫に問い詰められ、「気持ちを近づけるために付き合う」と答える。
このセリフは一見、筋が通っているようにも聞こえる。しかし、相手が自分を好きだから、その気持ちに応えるために付き合うのであれば、相手が自分を好きでさえあればいいとも受け取れてしまう。湊自身の気持ちがどうであるかは棚上げされているように感じる。
仮にこゆんが別の誰かと付き合い始めたら、湊は平静を保っていられるだろうか。多分、無理だろう。
結局、湊は桃香との関係を正当化しているだけで、自分の気持ちと向き合えていないように見える。
自分と向き合い、苦しむこゆんと、自分と向き合えていないように見える湊。
こゆんの感情がぐちゃぐちゃになっている姿を見ていると、「おい湊、しっかりしろよ」と言いたくもなってくる。
Cパートでは五十嵐が再登場。五十嵐の存在が、湊が自分の気持ちと向き合うきっかけになっていくのか、それとも別の展開になるのかは分からないが、
いずれにしても、湊が自分と向き合わなければ、桃香との関係も、こゆんとの関係も、うまくいかないように思う。