アニメと言うよりドラマを見ている感じで見やすかった。ただ、少し淡白で物足りなく感じた。実写化しやすそうな作品だなと思ったら、実写化されてたのね。
キャラは嫌味のある人物がいなくて優しい世界。ほんわかする感じで良かった。堀さんと宮村の付き合うまでの流れは、メインなので話数をかけて展開していたが、登場人物が多い分、他のキャラは1~2話で締められて物足りなさは残った。作画は安定していて、重要なシーンは特に作画が良かった。
OPは飛ばさず毎回見れるくらい良かった。ノスタルジックな昭和の香りがするような曲は口ずさみたくなるいい曲だった。OPは特に演出が良く、序盤は宮村が四角い箱を触るシーンは一人だったが、堀さんと付き合い始めた話数から堀さんの手?が差し伸べていたり、序盤の宮村の内気な性格から明るくなるにつれて、宮村の暗いシーンから、友人たちとの楽しそうなシーンに変わっていったりと、演出が凝っていた。
めちゃくちゃ盛り上がるという所はなかったが、アニメ的な演出が少ないからこそ物足りなさを感じたのかもしれない。総合的に、こんな青春したかったなと思わせるいい作品だった。