宮中内の騒ぎから、後半のまさかの世界観で面白い展開がてんこ盛りだった。
宮中内の若宮争いが様々な視点から渦中が変化していき、推理されていく中、最初から推されていた"あせび"がヒロイン枠かと思いきや真犯人という大どんでん返しですごく個人的に盛り上がった。14話以降から話が変わり、猿というこれまた謎が始まった。謎に包まれた八咫烏と外の世界があるという事実が胸熱な展開で面白かった。八咫烏の鳥なわけだが、都市伝説的な話に繋がるなと思った。外の世界と交流せずというのも、現実世界で科学が発展して神の力を欲し無くなってしまったが故に八咫烏の力が弱まってしまい、立場が逆転されないために結界を張ったと考えることもできる。猿=人間、八咫烏の力=神力。八咫烏の世界に踏み入ることつまり、神に近づこうとしている人間ということかな?。超えてはならぬ境界だから抗い戦うのか。
色々と考察出来る面白い作品。是非2期を希望したい。