原作はゲーム的リアリズム(「ノベルゲームのプレイヤーの視点」をメタ的に取り入れた物語の方式)を採用しているので、アニメで再現することは原理的に不可能。しかも本作は全ヒロインのルートをバッドエンドも含めて全部並べて初めて物語が描き切れる構造になっている。さらに話数の制約も加わって、アニメで本作の物語を表現するには、ストーリテリングにおける相当な改変が必要になる。現に6話まででも、原作の話を省いたり切り貼りしたりして、物語上重要なポイントを押さえながら、なんとかアニメ作品の体裁を保っている。この先、どれだけエレガントに、アニメとして、原作の内容を表現できるのか、楽しみだ。