サービス開始日: 2025-04-12 (422日目)
おそらく、味付けの薄い余白の多いシーンと、情緒的な味付けの濃い象徴的なシーンが交互に来る構成になっていて、個人的には、前者の薄味の部分の間の取り方が好みだった。
特に中盤、展開を進める描写ばかりで余白が無いように感じたが、終盤のバトル描写と合わせて、これが平成のベタがエンタメ映画というものだろう。
4話単体で観れば悪くない可能性もあるが、1~3話と文体が違いすぎて、すべての演出が支離滅裂に感じた。繊細シリアス系の作画の重々しさも唐突すぎて滑稽だし、急にミームを入れてくるのも軽薄さに拍車をかけている。何か美学があってこういうことをやっているのか、あるいは完成度は全く度外視して実験に終始しているのかだけが気になる。
久々に時間を忘れて観れるアニメ。寮長が何とも言えない表情しか見せないからか、他にない深みのある可愛さを感じる。アニメーションがめちゃめちゃ遊んでてとても楽しい。カメラワークでもなく、動きでもなく、演出(?)でもなく、アニメーションのスタイルそのものをコロコロ切り替えて緩急をつけているのが新しく感じる。
思った以上に傑作。一周しか観ていないので、演出や構成などの細かいところについては語れないが、全体として、コミカルながらも独特の緊張感の中で描かれる「このは」と「さとこ」の関係の変遷が魅力的だった。特に、5話のロボ子の回については、攻めた演出も相まって非常に秀逸。SF作品を読んだ時のような、思惟を駆動する力を感じた。シャフトは落ちぶれていない。それが知れてとてもうれしい。