少し酒を入れてぼんやり眺めているだけで多幸感があふれてくるアニメだった。今季で一番楽しめた。そのうえで、ちゃんと考えれば、かなり象徴的に読めるアニメだとも思う。単に筋を追ってるだけだとその象徴性は明晰には読み取れないが、『瑠璃の宝石』は同じ藤井慎吾監督作品の『お兄ちゃんはおしまい』のある種の変奏として読める気がしている。この直観の核は、女性の身体性の過剰な表現およびキャラクターをかたどる独特の丸みを帯びた線と、鉱物という珍しいモチーフにある。いつかしっかりと考えたい。
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