サービス開始日: 2019-01-16 (2116日目)
反乱した癖に弾みで思い直して味方してくるマムとかまあただの愉快犯であるウェルとか敵が残念なところが結構残念だった。切ちゃんの勘違いからの暴走とかも見てるとしょっぱいよな…まあブッキーがなんとかしてくれたのでそこらへんはフォローできたとは思いたいが。
その反面で前作よりも画は本当に出来が良くて、素直に見応えがあると言える。絵面の面白さもあり、インド人なら全員拝してるっしょというもはやインスタント国辱描写とかウェル博士顔芸、OTONA、忍者、パワードマム、谷間から生まれいづる剣、強肩未来など話題に事欠かなさすぎる。
あとは前作からの成長というか仲間への信頼とか居場所的な描かれ方としては、クリスや翼さんの変化は好意的に受け取った。ビッキーも前作より更に心を強くして、戦い続けた点について、素直に嬉しくなった。
まあでも翻弄されすぎてイマイチだったマリアと意味不明な吐血がノルマなマム、遊んでたウェル博士のせいでキャラクターへの評価は少し下げておく。
映像の完成度という面では1期に引き続き非常に高いものとなっている。特に戦闘が激しさを増す中、ある程度の緊迫感や、迫力を保つような描写を毎話出してくるその実力については、素晴らしいと言わざるを得ない。しかしその一方で、ストーリーに関しては後出しジャンケン後出しジャンケン後出しジャンケンで正直うんざりする。
また、漫画で読んでいたらギリ気にならないような細かいところが、出来がいい映像が故に気になってしまうところが多く、話の作りの雑さが明らかに目立った。そして、雑な動きをするディアンヌやキングといった味方キャラクターへのヘイトのたまりも凄まじく、なんというか全体的に都合よく動かしたなあという印象だ。
逆に言えばメリオダス、バン、エスカノールに作品の力点を集めすぎているとも言えるが、そこに関しては特にバンとエスカノールについては話が面白かったのでまあ…
バンエレとメリバンいいっすよね〜…
あとはエスカノールvs東地さんのキャラは特に好きな回だね
激アツだった。斜めになる水平線とか笑わざるを得ない絵面とかOTONAとか本編外の見所も多かったけどやっぱりストーリーが本当に面白いんだわ。何のために戦うのか、というのはそれぞれが問われ続けてきたけど、それが最後にバチッと答えが出てそれが技の威力に乗るのがすごく気持ちが良い。あとやっぱ好きなところは翼さんの心の動き方と成長、あとは響とフィーネのラストのやり取りかなー。