前半は良かっただけに……後半が……なんだかなあ……
終盤は勇者部の感情だけが先走っているように感じてついていけなかった。
最終回に至っては、よく分からない展開のまま、感動を演出されて、気が付いたらろくな説明もないままにハッピーエンド。
尺の都合であれば日常回や総集編を削って確保してほしかった。
あと、個人的に気になったのは中立的な立場の人がいないこと。
大赦の結論に一定の理解を示す友人、みんなの感情に理解を示す信者がいてもよかったのでは?
5人とも生きとったんかい!!!
1クール目の絶望感が好きだったのもあり、ちょっと何とも言えないが、それでもやっぱり5人が幸せならそれでオッケーです!の気持ち。
ただ、幸せに暮らせそうな5人の一方でレーナが……
鬱アニメとしてちょこちょこ名前があがっていたので、3期がちょうど放送されているということもあり視聴。
面白かったのでこのまま2期と現在放送中の3期も見る予定。
まどマギの影響を感じる作品。
まとめて見るとテンポ感がよく、ギャグの挟み方も絶妙で、一気見するのに苦がなかった。
個人的な話ではあるが、ツンデレキャラが苦手で夏凛初登場のときはどうなることやらと思ったが、エピソードのおかげで彼女にも愛着を持てた。
ただ、鬱アニメと聞いて身構えていたせいもあると思うが、ラストはちょっと拍子抜け。
2年前の出来事を思うとそれでもいいのかなという気持ちにはなるが、日常を送りながら戻っていく4人と戻ってこない友奈の対比だけが描かれる回とかがあってもよかったんじゃないだろうか……。
もう少し日常に戻るまでの過程が長く欲しかった。
それでも概ね満足。終盤に何度も泣いたし、鬱展開が好きだとしても5人にはそれでも幸せにいてほしい。この世界には絶望しかないけど、それでも幸せになってほしい。だってまだ中学生なんだから。