本日の夜実況、
ラストのロイヤルキャンディ登場まで、畳みかけるような怒濤の展開。
5人のバッドエンドプリキュアは、プリキュアたち各々の「僅かな悪の心が意志を持った」というわけではなそう。「ダークプリキュア5」を思い出させる展開だが、バッドエンドプリキュアたちはプリキュアたちと互いに友情を育んだりはせず、ただ敗れて消え去ったのみ。
美しくないものは無価値と言い切り、弱者を踏みつぶす冷酷なバッドエンドビューティと、不意打ち上等で卑怯なバッドエンドピースが特にお気に入り。
ジョーカーはピエーロの一部となり、心から満足して退場。
反省や降参をさせることは結局は出来なかったから、プリキュアたちはジョーカーに勝ち逃げされてしまったと言っていいかも。
最後までノリノリで狂気を絶やさない、非常に印象に残る悪役であった。お勤めご苦労様と言ってやりたい。
バッドエンドプリキュア、対比としてキャラがしっかり立っていてよかった。キュアマーチが激アツだねえ。
本日の夜実況。スマプリも今回入れてあと3回。
以下ネタバレ指定。それにしても、すごい情報量である。
ハッピーが「ネガティブなわたし」と言っていた通り、バッドエンドプリキュアは各々の半身のような存在だった。
ハートキャッチプリキュア!に似たシチュエーションがあったが、自身の闇の部分を滅する、正反対の結末となったことは興味深い。プリキュアたちが元々そのような闇を持っていたのか、それとも、絵の具の力で後から作られた闇だったかはわからない。
バッドエンドプリキュアを滅する前に各々のプリキュア名、ハッピー・サニー・ピース・マーチ・ビューティに込められた想いを訴えるシーンはヒロイズムに満ちており、成田脚本の真骨頂。
バッドエンド王国側の時計は2周目を終え、プリキュア側もデコルデコール3度目のコンプ。双方に奇跡が起こる。
ジョーカーは己の役割を終え、満足し切ってピエーロに吸収された。43話のキュアビューティに劣勢にこそなったが、スマイルプリキュアとしてこの男に勝利することは遂にできなかった。
ビューティーセレインアローだったら危なかった……
BEマーチがデザイン的にすごくカッコよかったです。
てっきり、ジョーカーがピエーロ様取り込んで、ラスボスになると思っていましたw