メアリー王女の亡命に失敗し、王国内務省軍に捕らえられたチーム白鳩。
彼女たちが共和国のスパイであると知ったノルマンディー公は王国と共和国の二重スパイになるよう命じ、
プリンセスだけはノルマンディー公の管理下に置き、4人は常に監視をされながら一時解放されることとなった。
一方、この事件を契機にチーム白鳩は共和国から二重スパイになったのではと疑われることになり、その真偽を確かめるべくコントロールから新たな任務が下った。
それはある男への接触だった。アンジェ、ドロシー、ベアトリス、ちせはとある工場への潜入を始める。その男こそ共和国の経済を揺るがす、重要な人物であった。
王国と共和国の狭間で揺れるチーム白鳩の命脈が徐々に追い込まれていくことになる――