阿良々木ではないと信じたいはこっちの台詞だ。幽霊相手なら性犯罪を行ってもいいのか?
八九寺の正体が判明するところは実に見事で、八九寺の不愛想な態度は思いやりで、戦場ヶ原の攻撃的な態度は奥ゆかしい自己防衛で、羽川の登場は偶然ではなかった。「あなたのことが嫌いです」という台詞への感性は阿良々木の人格を深く印象付けると共に、『化物語』の言葉への向き合い方、心理(トラウマ)への洞察をも象徴しているように思う。
結局「蕩れ」を引用してやや曖昧に返すのは腑抜けてないかと思わないでもないが、まぁそこまで真っすぐではないのが阿良々木の良いところなのかもしれない。
八九寺の正体を知った上で、それでも彼女を救おうとしたあららぎには感動させられた。八九寺成仏しなくて良かった。あららぎとのやりとり好きなんだよな。
あと戦場ヶ原、蕩れはセンスがありすぎると思った。
八九寺真宵自身が霊体であり蝸牛の怪異そのものだったという話だけど、目的地にたどり着くには八九寺真宵の記憶情報にはない区画整理されたエリアの道筋を選べば蝸牛の迷わせる力が及ばないという理屈はよく出来てるなぁと。
そして、自分だけでなく誰でも助けようとするからこそ阿良々木暦を好きになったという戦場ヶ原ひたぎの告白。こういった修飾された最もらしい理屈にまみれてはいるけど、要は童貞高校生が美少女達からモテまくる物語であることがコアなんだと思う。その点において、いかにもなラノベ的フレームからは逸脱していなくて、そこがいいと思う。
あららららぎ子供すぎん?
見えてなかったんかぁ...確かに関わってなかったな
嫌いですってそういう事か
あららぎくんは人一倍優しいんやなって
かっこいい告白の仕方やな
帰ったぁ
まさかの恋愛展開
正直細かい箇所まで読み取れてる自信がない
無事にくっついて良かったねとそれだけが楽しみかもしれない
家は火災かなにかで消失し、もう帰るところはない。
母親はすでに逝去していたと見当をつけ、後を追ったということか。
この展開、解決したとはいえないのでは?
母親は引っ越して健在で、よそに居る可能性もあるのだから。
霊能者でもない素人の高校生に、あれ以上のことはできないだろうけど。
当人が満足しているのだから問題解決、という態度は無責任な印象。