「これで全部よ」
つばさキャットといいつつSTAPLE STABLEで始まり戦場ヶ原とのデート回。前半では父親の真後ろで好き放題する戦場ヶ原の恐るべき度胸が見られる。
自分を愛していない阿良々木は「一人で助かっただけ」と忍野の言葉を引用する訳だが、「必要なときにそこにいてくれた」事が重要なのだと戦場ヶ原の父は言う。忍野はドラえもんの様に万能っぽくても思想としてはこうして相対化されている。関係性というのはそう身構えなくてもいい、そこにいるだけでももう始まっているし、そこに既に価値はある。
「全部」というのは『鋼の錬金術師』のラストでもそうだったが、理屈抜きの愛を感じさせて力強い。戦場ヶ原ひたぎの美しさ、捻くれている様で真直ぐな心がこの回に詰まっている。
車中でのやりとり面白すぎる。あと星空での戦場ヶ原の独白は詩的で素敵だと思った。
急にひたぎかわいすぎん?
内心めちゃめちゃ嬉しいんやね
父親同伴はさすがにきつすぎん?
尺度を変えるのは天才すぎ
お父さんかっこいい
意外とロマンチストなんすね
やばいくらい好きになる
あー、そうだった。TV放送版はここで終わりで、後は配信だったんだよ。うん。同時期に放送した作品でそういうのがいくつかあって、ずいぶん気をもんだもんだ。
この回、ガハラさんがいろいろ可愛いんだよな。
君の知らない物語 の歌詞を表したような内容。素晴らしいの一言に尽きる。
ひたぎさんが健気で可愛かったよ。つばさキャットだけど羽川さんは登場せず。
テレビ版はここで終わりだそうで。なんでや。
02:14 - 02:42
立木文彦もビビったけど、INFOBAR (2003) はそれの上を行ったわ
『君の知らない物語』の回収も凄いし、もう最終回でええやん……。
本当に必要な時にその場にいることができなかったと後悔する父親の気持ち、分かるなぁ。タイミングを狙ってそこにいることは実は難しい。アララギ君にとってはたまたまのことだとしても、結果、救われる人間はいるってことであって。
Aパートの車の中での会話のシーンも面白いし、Bパートの星を見るシーンがとても好き。Aパートでの会話がまたBパートに繋がっているのもとても良かった。