比企谷八幡こそ、全てを救った英雄よ!
あそこで自分がヒールになることで雪ノ下も、そして相模すらも救ってる。ムカついてる所があるにしても。
これを英雄と言わずして何と言おう!
平塚先生が八幡を理解してくれているところも救いになってる。普通の先生なら八幡を叱っておしまいよ。
自分の高校時代とか思い出すなぁ、、、
あんなやり方しかできないのがもどかしいけど、あんなやり方しかできないから私はこれをよかったと思うのだと思う。
ここが!とかあそこが!とかじゃなく良…ってなってた5話ぐらいから毎話。
誰かを助けることは自分が傷ついていい理由にはならない。それだけでなくて、例え傷つくことに慣れているとしてもっていうとこまでついていたお説教がまたグッと、良かったよね。
「誰かを助けることは君自身が傷付いていいことにはならないよ。たとえ君が痛みに慣れているのだとしてもだ。君が傷付くのを見て痛ましく思う人間もいることにそろそろ気付くべきだ、君は。」
比企谷の途中で言い放つ言葉がすごい正論で好きだった。結局委員長は無能なままだったし後味が悪かったのはちょっといただけない。
良い終わり方だった。自己犠牲キャラは他の作品にもいるけど、ここまで斜め下に物事を進めるキャラクターはあまりいないような気がする。そんな主人公への先生からの説教にグッと来ます。原作をだいぶ端折っているらしいので、2期はもう少しじっくり話が見れたら良いかなあ。