絶対的有利な陣形に奢った同盟の危機を救う不敗のヤン・ウェンリー。アニオリ展開・設定やモブのセリフでそれとなく世界観を明かしながら物語が展開されていくため、時間を忘れて見てしまう。音楽からも没入感を得ることが出来る。頭を搔く飄々としたヤンがやはり好きでたまらない。
再戦の日まで壮健なれ。
ジェシカ・・・。
帝国側のトールハンマーの威力の凄さの説明が丁寧だった。
ラインハルトがキルヒアイスに対する言葉が命令じゃなくて、「味方艦隊に伝達してくれ」という柔らかい表現を使っているのが印象的。
ヤンがラインハルトを出し抜いて後ろをとったというところ、ラインハルトは悔しんだけど、どことなく嬉しそうなのが良い。
キルヒアイスもそれに気づいていて、「反転しますか?」→「冗談ではない」というやりとりもグッとくる。
ヤンの引き際も鮮やか。
とにかくキルヒアイスのアシストが優秀で、ラインハルトがいい男だ。
ヤンの方も謙虚で欲の無さが出ていて、それでいて飄々としてるところに格好良さが出ている。
友人ラップの死がまた強調され、婚約者のジェシカの戦死の知らせで電話を即切るところなど演出が非常に良い。
ストーリーはヤンに注目してみると話を追いやすいかもしれない。
イゼルローンが綺麗。戦争中なのにヤンもラインハルトものんびり口調なのよね。
銀河英雄伝説第2話。墓参りのシーンとそこでジェシカとの遭遇のシーンなんてあるのか。このへんも『Die Neue These』との違いだな。原作にも無かった気がする。
ファミリー劇場では続けてリメイク元を見れる為違いを楽しめる