ラインハルト昇進。そしてラインハルトとキルヒアイス、そしてアンネローゼの過去、即ち銀河の歴史の転換となる出来事が描かれる。過ぎ去りし日々は美しく、尊く、現実は血生臭く残酷である。キルヒアイス視点で見ていると涙腺がやばい。幼い頃は見上げていたキルヒアイスを、逆に見上げる現在のアンネローゼ。エモい。
ラインハルトとキルヒアイスの幼き頃の約束
ラインハルトがキルヒアイスを早く昇進させたがっている。
友人が戦場で一緒に戦ってくれるという状況がラインハルトを支えてるような感じ。
キルヒアイスの忠誠も本物というか、ここまで親友を支えられるってすごい。
そのキルヒアイスの忠誠の理由が回想でこの回で明らかになった。
アンネローゼとラインハルト、そしてキルヒアイスは平民出でその平民の下克上物語という骨子がここで丁寧に描写されてグッと物語に熱が入ったように思う。
ラインハルトはともかく、身内ではない隣人の友人のはずのキルヒアイスがここまでラインハルトの事情に肩入れする理由は何か。
キルヒアイスは貴族のパーティにいってラインハルトが危険な行動をするまで、そこまで本気な思い入れはなかったように見える。
ラインハルトはとんでもない行動力で独りで銃を手に危険なことをしてしまった。
その行いをみて、キルヒアイスはラインハルトをこのまま独りにしておけないとそう思ったのではないだろうか。
腐った貴族を俺たちが倒すという言葉や、もちろんアンネローゼのかけた言葉もキッカケの一つだが、キルヒアイスは実際のラインハルトの危ない行動を見てしまったからこそ、ラインハルトをこの手で守りたいと思ったのだろう。
フジリュー版のコミカライズはそれに加えて、キルヒアイスはラインハルトとアンネローゼを天使のように思って支えるのが使命=天啓だという独白があった。
OVA版よりさらに動機が増していたが、そこまでの強い想いがあるとすると二人の友情はどんな結びつきより説得力が増して凄い。
理想の友情の形の一つかもしれない…。
元のほうがラインハルト様過激だな
ここでキルヒアイスの回想か。