前話から繋がるストーリー。序盤の山場!最高!と、テンション高く鼻息荒く視聴する。
イゼルローンは何となく故郷感が私の中に勝手にあるのでこの話は本当に好き。
この後もイゼルローンはキーになるわけだが、その攻防戦は毎度毎度楽しませてくれるのでヤバいよね!(語彙力)
1話でヤンの作戦が上官に退けられるシーンがあり、7話ではオーベルシュタインの進言が上官に退けられるシーンがある。何となくこのふたつのシーンを比較してみると二人ってマジ相容れないんだろうなぁって感じる。
難攻不落と名高い要塞をどうヤンが攻略するか。
割と泥臭い作戦で、いとも容易くやってのけた。
それも帝国が貴族主義で長年のぬるま湯に漬かり切っていたから成功したように見える
敵にイゼルローン要塞を乗っ取られて、アラームが出てるのに演習と言い切る腐敗した帝国。
ヤンは策士であり、実に弱い部分を突くのがうまい。
一部の帝国の将校だけが慢心していないという絶妙なバランスで物語は成り立っている。白兵戦を要塞内でやっているが、獲物は斧という凄い時代を感じるものでやってるのは実にシュール。
これもきっとスイッチ一つでやる戦争の戦いのアンチテーゼに見える。
要塞が占拠されても、まだそれを認められないで攻めてくる敵艦隊にさすがのヤンもこれには焦る。
ヤンの価値観はやっぱりフラットで、帝国の愚かにも時代錯誤なバカバカしい忠誠心に呆れる姿が心に残った。
同盟に帰ったあとに軍に辞表を出すまで消耗するが、ヤンは部下のために軍に残ることを選ぶ。銀河英雄伝説はヤンの人物像が凄く面白い。
ながら見のつもりだったけど無理だった。