この話が一番好きかも。相手の判断力を信じて勝負に出るのは金髪→赤髪も義眼→金髪も同じだがリスクは段違い。
つまりオーベルシュタインかっこいい。
出た。オーベルシュタイン
オーベルシュタインという将校、こいつが曲者だった。
状況の審美眼は一級だが、何を考えているかは読めない。
数話ぶりにラインハルトとキルヒアイスのターンに戻ってきた。
ラインハルトが「下がって良い」といったとき、キルヒアイスだけは別待遇というのもなかなかそそるシチュエーションだ。
この二人が組んだときの頼りになる安定感が半端ない。
そんな二人の間にオーベルシュタインは必要か否か、というより入り込めるかどうかが凄い気になる。
キルヒアイスだけではラインハルトを支えられない。
その事実を一つ実際にラインハルトの前で見せたオーベルシュタインはまた魅力的な人物だ。
倒すべき帝国皇帝は皇帝でラインハルトの力を認めていて、かなりの好待遇をしている。
ラインハルトは皇帝を倒したいが、その皇帝自身も観る目があって、ラインハルトを認めてるというのがまた復讐劇に深みを出してるように思う。
キルヒアイスはオーベルシュタインに対しては複雑で、ラインハルトとの友情には絶対に壊れないというのが分かり切ってる上でどこか心配になっている様子がまた先が見えず面白い。
時々ラインハルトが綺麗に描かれていた。