手紙が指し示す目の前の娘、銀子。スキを諦めない……。
針島をはじめクラスメイトが怖すぎる……
絵本、断絶の壁=鏡?
罪熊
☆☆☆★(3.5)
ユ、ユリ火事ダァ! るると銀子の登場で純花の手紙の意味が前向きなものに変わるところがよかったですね。最初の頃から紅羽ちゃんは透明な嵐の排除の対象になっていたみたいだけど、それはいったいどうしてなんでしょうね。明かされることはあるのかな。針島さんとつながっていたのはユリーカ先生なのかな、だって他に怪しい人いなくないですか?
あのお母さんの絵本はもはや答えの風格を持っていたけれど、約束のキスって言うのは比喩じゃなくて、本当に唇と唇を合わせることなのだろうか。紅羽ちゃんにとって純花が過去に出会った銀子の身代わりってことはないだろうけど、もうこの世の人ではない以上、これから紅羽と純花の関係が進展していくことはないのだと思うと、さみしさを覚える。
銀子の罪は純花を見殺しにしたことだけなのか、他にももっと過去に罪を犯しているのか(ちなみに見殺しにしたのは紅羽をヒトリジメしたかったからってことでいいのかな?)。
そろそろ様々なエピソードを時系列順に並べてみたくなってきた。
澪愛の書いた絵本の話はヒトとクマと断絶の壁に置き換えるんだろうけど、わかるようでわからない。。
初めてCパートあったけど、B終盤でちょっとほっこりしたあとであれは…。純花が喰われるのを見て見ぬふりしたのが「罪」なのかな。
純花が排除の儀参加者だったのは意外。紅羽への仕打ちといい、見れば見るほどクラスメイトたち怖いな…
ユリダーク再びw針島の話だと純花が喰われたのは想定外だったみたいだが…あのシーンの話し相手は誰だろ。先生か?それとも実は蜜子が生きてたとか?
(2015/2/10)
これがきっかけで紅羽は銀子と心を通わせるようになるのだろうな。純花の手紙がよい演出になっている。でも、純花を銀子は見殺しにしてた罪熊だとすると、それが今度どういう展開を生むのだろうか。純花が例のグループのメンバーだったのも意外だったし、それも今後に活かされるのだろうか?
後半が面白かった。銀子のスキを諦めない行動が見ていて熱かったし、手紙に繋がる流れがいい。
ここまで感想 以下自分の考えをまとめた駄文
絵本の内容をそのまま受け取るなら、今回の話でわからなかったことが、半分わかった感じがする。
スキってずっと純花に対する愛みたいなものだと思っていたけど、正しくは希望や自分とかそういう感じの物なのだろうか?
純花も透明だったことには驚きだけど、希望の逆で絶望したり自分がないと透明になる?
現実に紅羽みたいな、目的にストイックで目立つ人がいたとしたら、自分がない人達にはやっぱり疎まれそう。
針島と一緒にいたのは蜜子かと思ったけど、純花の死亡が計画外なら違うか。残りの登場人物はもう先生しかいないのだけど…これで、先生が黒幕確定…?
先生が透明の黒幕なら、嵐は単なる空気読めない奴は排除ってことではなく、裏の目的があるのかもなぁ。