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あらすじ

宇宙世紀0079、地球連邦とジオン公国が戦った一年戦争の末期。サイド4のスペースコロニー群、ムーアはジオン軍の攻撃により破壊され、多くの住人が命を落とした。破壊されたコロニーや、撃沈された戦艦の残骸が無数に漂う暗礁宙域では、ぶつかり合い帯電したデブリによって絶えず稲妻が閃くようになり、いつしかそこは、『サンダーボルト宙域』と呼ばれるようになった。

ムーア市民の生き残りで構成された地球連邦軍所属部隊、ムーア同胞団は、故郷であったサンダーボルト宙域の奪還を悲願とし、宙域のジオン軍を殲滅せんとしていた。連邦の進軍を足止めせんとするジオン軍も、義肢兵の戦闘データ採取を目的に設立されたリビング・デッド師団を展開。

ムーア同胞団に所属しながら、故郷や自身の出自に束縛される事を疎ましく思うイオ・フレミングと、過去の戦闘により両足を失い、今はリビング・デッド師団でエーススナイパーとして活躍するダリル・ローレンツは、戦場で対峙した時、互いに悟るのだった。ふたりは、殺し合う宿命なのだと……。

引用元: https://www.sunrise-inc.co.jp/work/detail.php?cid=400

感想

全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

音楽が良い、作画も良い。そして連邦もジオンもクズしかない笑

全体
良い
映像
とても良い

絵が濃くてアメリカン。ジャズを聴きながら戦う強いやつとポップス的なのを聴きながら戦う強いやつがいる(適当)。
気取ってて好かんかなあと思ったけど、話に重さや密度があって意外と良かった

全体
良い
映像
とても良い
キャラクター
良い
ストーリー
良い
音楽
とても良い

基本的には原作をなぞる形で、改変点は殆どない。元となったWeb配信版の尺が短いせいか詰め込み感もなく、70分の尺によくまとまっている。
ストーリーは全部知っているのだが、やっぱり色と声と動きがつくとインパクトが増すし、情報がよりわかりやすく伝わる。各キャラクターの声優の迫真の演技も相まって、原作の持つ陰惨さが際立つ。特に終盤、ダリルとイオの死闘の裏で同時進行するムーア同胞団とリビングデッド師団の悲惨な白兵戦、虫のように殺されていく連邦の学徒兵、そしてドライドフィッシュ奪取のためにムーア側が仕掛けた「作戦」など、展開を知っているにもかかわらず心を締め付けられるような苦しさを感じた。
原作の帯に「これが本物の戦場、本気の一年戦争」という煽り文句があったが、まさにそのとおり。この戦場にはニュータイプやイノベイターのような「奇跡」はない。イオとダリルだけではない、誰もが戦場からは、「殺し合う宿命」からは逃れられない。
絵がアニメになっただけで、これはもう「戦争映画」と言っても過言ではない。

「ガンダムUC」のチームが手がけた渾身の手書き戦闘シーンは「最高」の一言。昨今のCGアニメのようなスピードのある動きとはまた違った、モビルスーツの「重み」を感じさせるアクションは必見。冒頭のジム部隊vsスナイパーの戦いからガンガンに引き込んでくれる。
特に終盤のフルアーマーガンダムvsサイコ・ザクのコロニー跡の地形を使いながらの熾烈な戦いや、FAガンダムのミサイル全弾斉射をサイコ・ザクがギリギリでかわすシーンはクライマックスを飾るに相応しいかっこよさ。
ラストの僅かに描かれるア・バオア・クー戦も短いながらに見応えあり。サイコミュ試験型ザクの活躍を見れるガンダムアニメなんて、本作ぐらいだろう。

普段ジャズは全く聞かないのだが、菊地成孔の劇伴は素晴らしかった。
イオの聴くハイテンポなジャズもいいが、やはり印象に残るのはダリル側のラブソング。特に重要な場面で繰り返し使われる「女の子に戻るとき」がよい。

ガンダムファンでなくとも見ておきたい、圧倒的な質感を持つ「戦場」を丁寧に描いた力作。「MS IGLOO」あたりが好きな人にはかなり合うかと思われる。上映館が少ないのが惜しまれる。

音楽
普通

ちょっと胸糞展開が多すぎるかな。
好みじゃない

ハードボイルド気取った何かって感じがして好きになれなかった
もちろん作画は凄いのだけれど

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