教会暦526年─。
世界には魔女がいて『魔術』が普及していた。そして、世界はまだ『魔法』を知らなかった。
そんな時代、人々に”獣堕ち”と蔑まれる半人半獣の傭兵がいた。日々、魔女にその首を狙われ、人間になることを夢見る彼だったが、ある日森で出会った美しき魔女がその運命を変える。
「─戻りたいのか? 人間に。だったら傭兵、我輩の護衛になってくれ」
ゼロと名乗る魔女は、使いかた次第で世界を滅ぼす可能性すらある魔法書【ゼロの書】を何者かに盗まれ、それを探す旅の途中だという。
傭兵は、ゼロの力で人間にしてもらうことを条件に、大っ嫌いな魔女の護衛役を引き受けるのだが、禁断の魔法書をめぐって人々の思惑が絡み合い……。
気高き魔女と心優しき獣人による極上ファンタジー
<評価:S>
視聴2023.2.20
意外としっかりしたストーリー
これを観てから魔法使い黎明期を観ると、世界観に深みが出る(さもなくばあちらの作品は物足りない感じに……)。
ゼロさ~ん
☆☆☆☆
ゼロと傭兵の関係性に和む
誰かの特別な魅力・・・というわけではなくて、
誰かと誰かの関係性に惹かれていったように思えます。
ゼロと傭兵、アルバスとホルデム、ゼロと十三番、アルバスとソーレナ、、、etc。
特にゼロと傭兵の関係性は、
本来は魔女と獣落ちとして相対するものでありながら、
この二人はどこかでお互いを求めており、
しかし相手を縛ったり謙遜したりすることを好まず、
契約という名のツンデレをかましてくる。
そんな日常的な二人のやりとりに、
いつも優しくて温かい感情を受け取って見ていました。
こういうのを和むっていうのかな、ありがとう。
OPの曲の冒険してます感が良い。