THE REFLECTION –ザ・リフレクション–

THE REFLECTION –ザ・リフレクション–

  • 視聴者数:211
  • 評価数:79
スタン・リー, 長濱博史/THE REFLECTION製作委員会
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  • 記録数 : 18
  • 感想数 : 3

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    絵柄や空気感はシリアスながら、ところどころでシュールな笑いや、独特の楽しさを味わわせてくれる『ザ・リフレクション』。
    その今作もいよいよ折り返しの後半に入り、前回の王道な引きから一変…
    今回ほどサブタイトルに重みを感じることはないというほど、ヒーローもの特有の険しい展開になっていく。

    まず颯爽と現れ「ショータイムだ!」と決めた…つもりになっていたアイガイに対し、
    ショータイムの賛同で攻撃を仕掛けるスティール。
    ここからフレイミングとエクスオン、リサとスティール、
    そしてアイガイとデッド・ウィングと、善と悪の主要リフレクティッドたちの怒涛のバトルが始まる。
    よくあるヒーローものであれば、こうした揃い踏みの戦いは、
    実にストレートでアガるシーンとなるだろう。

    しかし…
    今作における今回の場合、1話から見てきた視聴者としては、
    ここはそうした興奮シーンというより、どこか危機や焦燥に駆られるシーンになっている。
    なぜかと言えば、一つの作戦のために同じ方向を向かって容赦なく進む悪玉に対し、
    それに対抗するヒーローたちは、エクスオン以外まだまだ力不足だし、
    気持ちもバラバラであれば、アイガイなどは背景も見えてないまま戦うゆえに、
    善玉が勝利するための連携もとれない。

    そして、そうした集団としての“繋がり”の薄さが、厚いスティールたちを抑えきれず、
    エレノアは初めて見る相手に苦戦し、そこから残酷な現実をつきつけられてしまう。
    そして、それがまた、その後アイガイことイアンにも、
    エクスオンに投げ飛ばされた叱責と、そこをレイスにつけこまれることで、
    『ザ・リフレクション』史上、最も悲惨な事態を招いてしまう…。

    前回までは、この壮大な世界観には期待と同時に「1クールでまとめられるのか…?」という不安もあったが、
    今回の終盤で、今まで明かされずにいたイアン及びアイガイの背景を、
    見事な手際でさらりと語り尽くし、
    また物語も急角度ながら確かに心持ってかれる展開に、
    ストーリーとしての厚みも十分に感じれた。

    いよいよ後半・クライマックスに向けての躍動を見せた今作。
    自分でも驚く程、まだまだ毎話長文レビューさせる『ザ・リフレクション』でした!

    普通

    思惑交錯し過ぎィ!

    普通

    複数のヒーローとヴィランが同一箇所で戦っても、婆さんが娘を逃がして地面に埋まったまま絶命しても、アイガイのスタッフが皆殺しにされても、坦々と進む。「絶対に盛り上げてはイケナイ」という演出方針でもあるのかな?
    キュアドリームとキュアレモネードの夢の共演が遂に実現。

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