かつて、とある地方都市が企画した小さなお祭りから始まった。
『ご当地ヒロイン戦士』として地元をモチーフにしたアクションが観衆を魅了し、
その評判により大人気を獲得。
ご当地ヒロイン”ブームが各地で巻き起こった。
その勢いで『ふるさとヒロイン特例法』が成立し、
各自治体がステージショーをプロデュース。
ご当地ヒロインが群雄割拠するに至る。人気を競い合うヒロインたちのショーは、
国民的人気コンテンツとしてランキング番組が全国放送されるまでとなり、
その中心となる“アクションヒロイン”は
子供から大人まで愛される憧れの存在となっていた。
フルーツ産地ののどかな地方都市
『陽菜野市』はその波に乗り遅れていた。
陽菜野高校3年の城ヶ根御前は
危機感を募らせている叔母の県知事から
“アクションライブ”をプロデュースするよう唆される。
とまどう御前だが、“アクションヒロイン”を成功させ、
この街に活気を取り戻し、
祖父が建設に尽力した文化ホールの閉館を覆すために、立ち上がる!!
堅実に面白い作品。
私はヒーローショーを見たことがないので題材には馴染みがないし、作画もそれほどいいわけではない。
だが話の構成がうまく最終回を見た時にはちゃんとした満足感を得られた。
作画面でも止め絵がしばしば見られたものの、全体を通して大きく崩れることはなく、バランスが取れていたように思う。
ただ、主役グループにやたらとキャラクターが多いため終盤までなかなかキャラが把握できないのが辛かったように思う。
現実のヒーローショーでどの程度の人数が必要なのかは分からないが、メインの9人をたった12話でそれぞれ印象づけるのはさすがに無理があるように思われた。
そのため、キャラクター重視の作風の割に個々のキャラの印象が残り辛くなってしまい、作品全体の薄味さを助長していたように思う。
もう少し人数を減らして個々を深掘りしていればもっと印象深い作品になったのではないだろうか。
とは言え、全体的に王道ものとして抑えるべきところは抑えられており、安心感のある造りになっている。
隠れた良作といったところだろうか。
ヒーローショーで町おこしをするオリジナルアニメ。知名度は低いけど内容がちゃんと王道の内容で結構面白い。
話もちゃんとまとまってるし、作画も安定していてB級アニメとしてのクオリティは高め。ただ若手声優や本業じゃない人を起用してるからか演技は微妙。
この作品をちゃんと評価してる人はかなり信用できる、そんな作品。
☆☆☆