今回は、途中までは、いつも以上にありがちな話かな?と思っていた。
しかし、ヴァイオレットが手紙を届けたシーンでダメだった。涙を我慢できなかった。
彼は帰ることが出来なかった。でも彼の思いは、彼は確かに遺族の元へ、ヴァイオレットが帰すことが出来た。
無謀で無茶な行動だったけれど、元兵士であり、人の思いを知った今のヴァイオレットなら納得の行動。遺族の姿と、今の彼女の涙に、感情を抑えきれなかった。
時代に翻弄されて散りゆく命…
かつての自身の行いと境遇を経て、ヴァイオレットが赴いた先で悲しく切ない言霊が、その最期の灯火が彼女の指で記録される。
状況的にタイプライターがない状態で、遺言とも言える手紙を書く様子が、暖炉の火の描写と相まって感情を揺さぶられた。
サブタイトル「もう、誰も死なせたくない」は、遺族となってしまった彼の家族と愛する人に届けた手紙の返礼の言葉に涙を見せたヴァイオレットの「ごめんなさい」の言葉の裏に込められた願いであり慟哭なのだろうね。
無表情・無感情の人形のようだった彼女が、愛を知り、人を知り、己を知ることで感情豊かな人になっていくね。
今のヴァイオレットが見て感じた死はとてつもなく大きく痛く悲しいものになっているはず。愛する人を想い死に行く姿を彼女は見ることで、その犠牲を感じることでまた愛を知るのだとしたらそれはあまりにも悲しく切ない犠牲なんだろう。
エイダンが残した想いと手紙はマリアと父/母にとっては今後この先かけがえのない物になっていくだろうし、これまでの関係性を示してくれる証にもなるからエイダンが最後まで思い続けたことを確かな物へと繋いだヴァイオレットがすごく素敵だった。
毎度のことながら移動中に見てたけど、ここ最近の展開があまりにも泣かせにきてるから身構え過ぎてて唇噛んでた笑
また泣かされた。「息子を返してくれてありがとう」と言える素敵な家族だった。
敵に顔パス。
感情を得たヴァイオレットにはつらいが大切な仕事。
雪山の機械鎧は凍傷に注意。
ヴァイオレットちゃんの俺Tueee回てきな…
ヴァイオレット無双。
戦地から最後の言葉を届ける。
帰してくれてありがとう。
エイダンになぜ会えたかだけがちょっと引っかかる。
けど話としてはベタな気はするけど母親やマリアから感謝の言葉を受けるあたりからまた涙腺が。
サブタイは自身が今までしてきたことに気づくことでもあったのかなぁ。
ヴァイオレットがどうやって依頼主の元へたどり着けたのか?がよくわからなかった。説明省きすぎたか、それともこちらが何か見落としていた? 相変わらず彼女の身体能力は凄い。
よく依頼主に会えたよね。思いの力?
元敵国かつ内戦中の最前線にぶっ込むとは・・。
死にゆく兵から愛する人への手紙で心が動かない人なんていないよね・・。っていう感じが見え透け過ぎてしまってたのと、エイダンのキャラ描写が少なくて感情移入できなかったのもあって、少ししらけてしまった。残念。
浦畑さん脚本の話2/3で外れだったし、良かった1話もの声優さんでカバーしてる感じだったから、個人的に合わないのかも。
死なせてしまってごめんなさい。は今回の兵士だけじゃなく、今まで殺めた人とその家族に対しての謝罪なんだろう。
☆☆★(2.5)
「前回の母子の手紙のときといい、ヴァイオレットはその業務で自分まで泣きたいくらい悲しい思いをしてもお客さまの前では泣くのを堪えるからプロフェッショナルとして立派だな~」と思ったけれど、最終的にエイダンのお母さんに抱きしめられてお父さんやマリアから感謝を述べられて泣いていたので「あ、そこで泣くのか……」と思った。しかもそのとき彼女が口にしたことって、今回の一件も関係はあるけれど、基本的には彼女自身の経験に基づく言葉じゃん? そんなことこの方たちに言っても……という気がしてしまう。視聴者向きの言葉なんじゃないかなあ。ヴァイオレットは14歳の少女で、戦争が終わったあとに代筆の仕事を始めて、少女兵だったころよりもずっと人間の気持ちを理解し、自分でもより繊細に感じ取れるようになっていて、自分自身の感情が抑えられないこともある、まだ幼いし、というのはわかるけれど、このセリフで展開していっていいのかなあと思った。
あと死の淵にいたエイダンの眉間? 額? にヴァイオレットが口づけをしたときもびっくりした。あ、そこでキスするんだね、エイダンはマリアとキスも交わせなかったことを悔いていたけれどね、ちょっとよくわからなかった。ギルベルトの件を経てまたヴァイオレットの心に変化があったのはわかるけれど、ヴァイオレット自身がどういうキャラクターなのか、よくわからないままこのアニメを見続けているなあと思う。
ヴァイオレットがどうしてこんなに戦闘能力が高いのか、という点についても、本当によくわからないまま見ている、パラシュートで降りてきたところはかっこよかったけれども。あとエイダンがヴァイオレットの義手を見て「きれいだ」と漏らしたところや、他人に触れてもらいたがっていたエイダンの手を機械の手で握りしめるところはよかった。きっとエイダンには人の肌を持たない手であっても、そのぬくもりは伝わったんだろうなあって信じたい。
手紙を書きに戦場へ。
兵士の最期を看取り、思いを手紙にしたため渡す。
戦場に行って平然と帰ってくる自動手記人形もヴァイオレットくらいだよなぁとか思いつつ、クラウディアとカトレアの話を聞いた上で、その手紙をもってしれっと依頼人へ会いに行くヴァイオレットに笑いしつつ、道がふさがっているから飛行機で落とすという奇策には大爆笑。
そんなコミカルな前半と打って変わって、後半はエイダンの最期の手紙の作成。エイダンの両親、そして、マリアへの想いや生への執着が消えない様子が本当に痛々しい。手紙は送るべき相手に届けられたのは結果でしかなくて、本物のエイダンが目の前で弱っていく様子を見てしまったヴァイオレットは別の罪悪感を覚えてしまったという描写まで描き上げるのが本当に素敵。
内戦中の基地からの依頼。社長はキャンセルするつもりだったがヴァイオレットはだからこそと行ってしまう…
タイプライターがなくても手紙を指で記憶する!?天才か…
死にそうな兵士が両親への手紙を依頼する。そして大切な幼馴染への手紙も。
兵士の故郷へ行き直接手紙を私に行くヴァイオレット。感謝されると逆につらいよ…
・前線の兵の依頼主の元を訪ね、死に際に想い人に対する手紙を綴る
・人が亡くなる状況が続いてヴァイオレットの心が揺さぶられている
傘は標準装備かと思ったら、違いました。
落下傘降下による訪問は、決意の表現でしょうか。しかも、森林地帯、尾翼でケガをするかもしれない単発機からという難度。
まだ血みどろするか…
今回の依頼人は愛する家族や恋人を残して死にゆく兵士。ちょうど少佐と同じシチュエーション。ヴァイオレットが最後に言った言葉には少佐を失った悲しみと彼女が戦場で命を奪った兵士や家族達への謝罪の気持ちが込められていた。
それはそれとして、戦場から離れて大分経つのにあの戦闘力は化け物かよ!そして、幼なじみのマリアさんがきょぬーでした