主人公かっこええええ。秀才のガンダム鍛冶でパイロットでスペック高杉。他人には分からない真実が見えているあたりニュータイプである。ヒロインも主人公を信じて支える嫁っぷりが献身的だった。ガンダムの技術者がその腕で財産を築いているのが新鮮だった。
幼年の主人公が無謀な戦闘に赴くことへの批判があるが
初期作のアムロも、初登場時は若く
無許可でモビルスーツに搭乗し、たどたどしく操縦しつつ敵を撃退していた。
ガンダムシリーズというのは、もともとそのような指向の作品群なのだと思う。
以前見たときは数話で切ってしまったけど今なら違った見方ができるのではないかと思って再チャレンジ。が、一話見ただけで大幅に期待値が削られてしまった。まず第一に主人公及びまわりの人物の造形がお子ちゃま過ぎる。それだけならこれはこれで新しい個性ということで受け入れられたかもしれないが、子どもがろくにテストもしていないMSに乗って出撃しようとするのを止めようとしていたはずなのに、ちょっと決意表明を聞いただけであっさり認めて後押しするバカで情けない大人たちとか、シナリオにツッコミどころがあり過ぎる。子どもがガンダムに乗って活躍! ってのをやりたいなら、やはり『ビルドファイターズ』みたいな路線の方がウケやすいわな。