視聴2021.12.17
<全体感想>
35年前突如現れた新大陸マグメル。未知の大陸へ探検に出向き遭難した人を救出す拾人者(アングラー)を生業としているインヨウと助手ゼロの話。1話完結で見やすい。冒険物に哲学を入れた内容となっている!完全完結では無いので紹介アニメかな設定などは面白いよ〜‼︎
★大体1クールで完結しない作品は紹介アニメだと思ってます。少し情報見てみると設定は良さそうだけど、1クールでは難しかったんじゃないかと…
*個人的短(考察)感想*
・田伝おやじの回良かった〜!おやじカワイイ!頑張れ!
・人生の教訓を伝えてるような作品。人の業とは何かを考えるテーマは入っている。
・1話完結だが筋書きが掴みにくく『結局これは何の話?』となってしまい低評価に繋がる気がする。
・ただ哀しい内容だけど個人的にサラッと感が否めなく感情が高ぶる所までは行かなくて少し残念。
・主人公の特殊能力はラクター。他の能力もあるようだが設定等面白い。
・漫画の方がより面白いのかな?
・トトの回切ないね。可愛がってた子が人間の血で凶暴化してしまう。
・原住民エリン…しゃべれたんかい!
・ファンタスティックカップww巨ぬぅはいいよな!
・群青のマグメルタイトルは大海原の死者の国。喜びの島(ケルト神話に登場する国)と言う意味って事かな?
<声優及びキャラ>
・拾因(シュウイン)森川さんでミステリアス!謎が多いがアニメでは明かされることはない。インヨウの師匠!
・田伝 : 斎藤志郎さんがあってのおやじだよね‼︎
中国から来た漫画家原作のアニメ。制作チームにも中国の方の名前が多数入っていました。なので日本人では思いつかないであろうテイストがしっかり入っていて面白いです。
ストーリーは全体的には小学校高学年から中学生くらいまでは楽しめるかと思えますが、内容は中々ビターなテイスト。
他の中華アニメも同じですが、優しいご都合主義がありません。善人キャラでも平気で殺されます。ここまで台詞喋ってるし、まだ子供キャラなんだから酷いことにはならないだろう、という予想を打ち砕いてくるので、そういう意味では新鮮。利益の前では他人の尊厳を考えない、弱いものが先に死ぬ、というあまりにリアリティのある展開が頻発するので、だんだん慣れてクセになりました。主人公の因又は非情な面のある少年。悟りでも開いてますか、と聞きたくなる個性的なキャラです。
映像の動きはあまり良くはありません。シーン展開も少しおかしいところがあり、4コマ漫画を無理やり連続で繋げた、という感じでした。台詞にしても、日本語から考えているとは思いますが、文章回しが多少おかしく感じるところがありました。キャラデザは良いですが、漫画の絵の方が味わいがあって上手いので、気に入った方は漫画を読んだほうがいいかも。音楽はさすがの高梨さん、中国アジア音楽を取り入れていてクオリティは高いです。
声優は主要キャストでは無いものの、三上哲さんと家中宏さんがほぼレギュラー脇役として出演しています。主演の河西さんもクールなキャラによく合っていました。
マグメルの舞台設定もよいし毎回最後はちょっと苦いオチで終わるのが良かったですね。主人公の技が何でもありすぎてどういうスキルかよくわからなかったな。
原作が中国の漫画とのこと。なるほど言われてみればそれっぽい。
世界観は悪くなさそうなんだけど能力面も含めてイマイチ説明不足感。
1話完結型だとはね
最初面白いかと思ったけど、間延びしたー。
主人公の感情が分かりにくいのがいかんのかな?
ゼロ誘拐されるし。改造人種なの?うーん…擦られまくってる。
せっかくのギャグキャラのおじさんもいじり方つまらん。最後、土下座したらラスボス許してくれるって言ってるんなら、しろ。人命より大事なプライドなら捨てちまえー!