オリジナルシリーズは「さらば」までしか見ておらず、2を見ていなかったので、本作はちょっと衝撃的だった。
安彦さんがシリーズ構成をしているらしいこともあり、オリジナルのヤマト2を見なくてはならないかなという気になってきた。
なぜかエピソードの記入欄がないので第1話をこちらに一時的に記入。
手堅い。ガミラスは友軍。やはり劇的にご登場なさった。
完結編のエピソードからフィードバックしつつの再構成って感じなのは、まぁ判る。
ある意味「とてもヤマトらしい」とも思う。けれども、ちとクドいかな。
ガミラスとの関係があそこまでベッタリな感じなのはちょっと微妙ではあるけれど、「生粋のガミラスは…」の件はヤマトⅢあたりと繋がるのかね?
あまりⅢは覚えてないのであれですが。
映像はキレイでしたが、女性船員の服をテカテカにしたのはちょっと気持ち悪い。
話は、まぁ…正直微妙だったので中盤から後半は挫折しかけましたが、最後の真田さんの演説とジュリーの歌でまぁいっかなと思えなくもない。
でも次元断層があっても資源は有限だと思うのですよ。2話で旧ガミラス植民星からみたいな感じで語られているので。なのに、後半は時間さえ稼げば
といってるのはちょっとどころじゃない疑問が尽きなくて気になったところ。あぁ、あとアンドロメダの艦橋の上部が削られというか切り取られたとかはやりすぎかなと。
いや、まぁ良いところも無いわけではない。なまじ、旧作を知っているから気になるのかもしれないね。
前作は淡々と事件が置きながらイスカンダルへの旅が続くというスタイルだったのに比べると、やや観念的なストーリーになった印象。絵はとても美しくデスラー一族の秘密も明かされ見応えあったかと。完全におっさん世代に特化した音楽がすがすがしいですね。
すべてを愛に回収するヤマト時空ならではの終わり方。これはもう良し悪しではない、様式美の世界なのだろうな。