事前情報で社会人になった姿を描くということで、変な方向にブレるんじゃないかと思っていましたが、キャラクター同士の距離感や、その距離感を埋めるスマホのやり取り、キャラのブレの無さ、キャンプ飯など、TVシリーズの空気感そのままで、心配は全くの杞憂でした。
リンが取材でキャンプ場巡りするときの軽快な曲や、キッズエリアを建設する際のワクワク感のある曲など、音楽も非常に良かったです(ただ自分好みってだけですが)。
冒頭、松竹のオープニングロゴからのシームレスな始まりは、ゆるキャンならではの粋な計らいでした。
桜さんが、なでしこに温泉紹介したのは、キャンプ場建設が止まって落ち込んでるのを励まそうとしたからかな?なんだかんだいって妹思いな桜さんなので「TVでやってた」も半分照れ隠しな気もしなくはない。
社会に揉まれながらも、これまでのゆったりのんびりな雰囲気はそのままで、キャンプ場作りという新しい活動を続けていく5人が見れてとてもほっこりでした。
まさか1番キャンプしたそうなリンちゃんが名古屋のオフィスレディーになっていたのは驚きでしたが、観光向けの編集業というところで納得みがありました。
遺跡の施設建設の影響でキャンプ場の企画が駄目になりそうな展開は、社会の縮図詰め詰めのゆるキャン△にしては過酷展開でどうなるかヒヤヒヤして見てましたが、対立ではなくお互いを理解して尊重していく様子は見ていて癒やされました。公共事業はこうでなきゃね!笑
そして、極めつけは極上の飯テロ連発と。仕事帰りで夕食食べれてなかった社畜アニメヲタクにとってはかなり苦行(褒め言葉)でした笑。
めちゃくちゃ癒やされる作品、ありがとうございました!