これは、少し先の冬からはじまる物語。
志摩リンは故郷の山梨を離れ、名古屋のちいさな出版社に就職し、一人暮らしをしていた。
とある週末、ツーリングの計画を立てていたところに、
高校時代の友人・大垣千明から唐突にメッセージが届く。
「今、名古屋にいるんだが」
山梨の観光推進機構に勤める千明は、数年前に閉鎖された施設の再開発計画を担当していた。
「こんなに広い敷地なら、キャンプ場にでもすればいいじゃん」
そんなリンの何気ない一言から、動き出す千明。
東京のアウトドア店で働く各務原なでしこ、
地元・山梨の小学校教師となった犬山あおい、
横浜のトリミングサロンで働く斉藤恵那。
かつてのキャンプ仲間が集まり、キャンプ場開発計画が始動する。
キャンプでつながった五人が、今だからできることに挑む、
アウトドア系ガールズストーリーの幕が上がる。
10年経ってみんな大人になっていたな。
職場の先輩や他の大人の人もみんな優しくて、理想的。
色々あったけど、最終的にキャンプ場完成して良かった。
社会人になってちゃんと働いてるなでしこに感動した
まさかゆるキャンでこういう「クリエイティブ系」を見れると思わなかった…!それもキャンプ場作りとか最高。
その分キャンプ場作りが終いになった時はショックな気分になったし、ちくわが息絶えるのでは…?とか感じちゃったりしたんだけど、結果ALLOKになって良かった。
そして、ゆるい系だから時間が早く感じたわけではないけど、ほんと充実した2時間だった。
大人千明好きだ…。
一生のお友達や帰れる場所があるっていいね。ほっこりしました。
犬の時間は早い。皆が社会人になって成長している間に老犬になっている。時の流れだ。
癒し。それ以上の言葉は要らぬ。
大人ゆるキャン、キャラがいい感じにおとなになってますね、面白かった。
それと、相変わらずの飯テロアニメでした(腹減ったぜw
★★★★★★★★★☆
rated on myani.li
社会人になった千明がめちゃくちゃ可愛くなっててびっくりした
地元が出てたからめちゃくちゃ親近感湧いたし、悪い人がいない優しい世界
皆いい意味で何も変わってなくて、この関係がずっと続くといいね
社会人にこそ刺さるリアルな仕事の描写と、故郷の友達と疎遠になってしまう寂しさへの共感があった。
自分自身札幌から上京して東京で毎日働くことに対して最近憂鬱な気持ちになることも多かったため、
なでしこ達も同じようになってしまったんだなぁとしみじみ。
リンに関しては終電で帰っているとかいうガチブラック描写でつらい。
バラバラになった以前の仲間たちと再開して昔と同じようなことをするという展開が大好きなためじーんときた。
キャンプ場をみんなで作るという目標に向かって全員が努力する展開はとても良かった。
大人なって金銭的な余裕ができてたくさんのことができるようになったはずなのに、
大人になることで色々なしがらみが生まれ、学生の時のような自由ができないことに対してなでしこが言及する温泉のシーン。
あそこでかなりしんどい気持ちになりかけたが、なでしこはそれでも
「リンちゃんが教えてくれたようにみんなにキャンプ場の良さを知ってもらいたい」という熱い思いをもっていた。
そこでちょっと泣いた。本当にええ子や…
このシーンは一番印象に残っているかもしれない。
僕は社会人になって昔のような活力を失い色んなことに冷めてしまって諦めるようになったけど、
まだまだこれからよなって気持ちになれた。本当に勇気をもらえるシーンだった。
疲れた社会人にこそ見てほしい作品。本当に観てよかった。
とっても優しい気持ちになれるし、心から大好きな作品。ありがとうゆるキャン△
ゆるキャン△ 社会人編、どんな話かと少し緊張していたが、全くの杞憂だった……。良い。野クルの面々の社会人の姿、解釈一致すぎる。
大人になってできるようになることもあれば、大人になってもできないこともあるし、背負うものもある。ひとりではできないことでも、他者とのかかわりによって実現できることもある。
楽しさを伝えていくこと。リンからなでしこへ、なでしこからJKたちへ、etc. ひととひととの間での影響の連鎖の描かれ方。
「再生」。使われなくなったモノたちを復活させることも、かつてあったにぎわいを取り戻すことも、野クルの面々のつながりが再び生まれたことも……。キャンプ場がまた誰かの再生の場になっていく。
「なんだか、長いキャンプをしているようだった」。無性にしんみりしてしまった。野クルの面々にとってのキャンプ場づくりに相当するなにかを、いち視聴者である自分も見つけなきゃ、などと思ってしまった。