地球より遥かかなたの星にある、笑顔に溢れた王国。
王女のユウキは十二歳、そろそろ多感なお年頃。
毎日泣き、笑い、時にはときめいたり…?しながら、王宮で楽しく暮らしている。
日々を彩るのは、忠実な家臣たち。
教育役のレイラ、政治を補佐するイザナ、騎士団長ハロルド、
そして……幼馴染の側近、ヨシュア。
「ユウキ!気合と根性さえあれば、何だってできる!」
「……もうっ。またそれ~!?ヨシュア、もっと貴族らしくしてっ!」
ステラは十七歳、有能かつクールな軍人。けれど微笑みはいつも絶やさない……
笑顔は生きるためには、欠かせないから。
これは、遠い星に生まれた、二人の少女の物語。
重かったけど最後は重くなくて良かった。
なんというか、これからっていう転機が訪れた人から死んでくストーリーで救いがなかった。
結末も乱暴というか。戦争はなくなるだろうけど明日からの生活もままならんかとおもうわ。今でいうと急に電気が全部消えるぐらいの乱暴さでしょ、、いきてけんよなぁ感がすごい。
キャラデザ・音楽は好き
序盤で画質が変化していることから、制作に着手した時期は
随分過去のことで、いちど企画は中断されており、
スタッフが交替したのではないかと思われる。
ふたりのヒロインは、両者とも
今の地位にいなければ紛争に介入していなかったと思われ、
信念で行動したのでなく否応なく事態に巻き込まれた感が強い。
護るべきものを護るために大義を背負って行動した者は
劇中ですべて死亡しており、紛争は鎮まるも
横暴な者が最後まで誅されることはなかった。
作り手に理念があったかどうか疑わしい。
頓挫した企画を形にするために仕事をしただけなのだろう。
笑顔の代価が重すぎた。王国の写真に写ってる五人……。王国と帝国の両サイド見せているのがあまり効果的でなかったのが残念
途中からはいったいこの物語をどうやって締めるのかが気になってみてただけ。
展開が遅い。戦いの大義や見せ場を見られず、ひたすら鬱展開なのは視聴する側はキツイ。半分観てこれなら話はまとまらないと思う。6話で切らせてもらった。
ロボットアニメファンとして、一応全話見たけど……たくさんのリソースを投入して制作するんだから、もうちょっと真面目に考えて話を作ろうよ。
OPを見ると、敵対する勢力にそれぞれ属する二人の少女が出会って物語が始まる、みたいな印象を受けるけど、全然そんなことはなかった。二人の少女が出会うのは最終話、そして出会ったからといって大したことは起こらなかった。OPだとキーアイテムっぽく見えるヒマワリも、ときどきとってつけたように触れるだけだったし。
次々とメインキャラが死んでいくのも、非情な現実を描くというより、とりあえずキャラを死なせておけば戦争の悲惨さを描いたように見えるだろう的な安易さを感じてしまう。主人公として物語を担う一人であるユウキが、最後まで戦争に対して無垢というよりは幼い考え方のままで終わってしまっていて、とても戦争をシリアスに扱えるようなキャラ配置ではなかった。
ロボット物としても、特に見るべきところはなかった。もうちょっと何かコメントすることはないだろうか……とさっきから考えているが、何も思いつかない。