・ゴウセル回想。心はゴウセルの中に悲しい記憶と共に封じ込まれていた。解放と共に魔力も蘇る。
ゴウセルとナージャの悲恋…
ベタといえばベタだけど最高に良かった。
「 ( 女装させて ) 変なクセでもついたらどうするの!?」
→つ き ま し た ( 今まさにエリザベスの服を着てる ) 、なのは面白い。
色欲なのはナージャを誘惑・殺したと思われているから。
記憶は自分で暴走する形で消していた…が実は消えてなかった・心はあったと。
意外な着地点だったけど、
よりゴウセルが好きになれたかな。
人形ゴウセルの見た目は恋人と瓜二つで身体は男か。
道理で女装がよく似合ってたわけだ・・・
そして人形ゴウセルの45年前の過去。
なんでリオネスの地下にゴウセルがいたのかは謎だったけど
そこで出会ったナージャとの出会いを通して
再び心を取り戻しているようだった。
45年前ということもあって若きバルトラ国王も出てきた。
ナージャと恋仲になって幸せそうに暮らしてたけど
ナージャの体が弱いこともあって
その日々もすぐに終わってしまった。
死んでしまったナージャを助けようとしたゴウセル。
自分を犠牲にしてでも生き返らせようとした行動が
衛兵に見られてしまったことにより、
誘惑、姦淫、殺害の罪で火刑に処されてしまってた。
ディアンヌの説得もあって
ゴウセルは記憶の回帰とともに魔力も無事に戻った。
魔術士ゴウセルが人形ゴウセルのために
渡してくれた魔法の心臓、あれはただのお守りであって
人形ゴウセルそのものの中に心は存在していたみたい。
でも、こんなにあっさりと
人形ゴウセルの問題が解決しててちょっとびっくりした。
ついにゴウセルの過去回だ。ゴウセルってずっと寝てたのか。ナージャって今の王様の姉か。本物は死んだか…それで色欲か。
ゴ―セルは惚れた女そっくりの人形を作ったが、人形に惚れてしまわないように人形の身体を男のものにした。なんだよ、それ。歪んだ性癖が湧き上がるだけじゃねえかよっ!!
ゴウセルの過去、ナージャに寄り添うゴウセル。
ナージャを失い心を失うゴウセル、心を取り戻すゴウセル。
ゴウセルに悲しき過去…。
ナージャとゴウセルの楽しくもあり悲しい物語。彼の感情を見つけ、彼を正しい道へ戻すという3000年越しの約束が叶えられたのが清々しいなぁ。