<評価:A+>
視聴2023.5.19
揺れる船内がリアル。船は、いい。フランス映画、なのかな。輪郭線を使わない独特の表現。冒頭の街はサンクトペテルブルクかな。美しい。ロシア帝国末期(?)、北極探検に行ったまま行方不明となった祖父(貴族)を捜索するため孫(お嬢様)は家出して単身港町に乗り込む、的な話。お嬢様はメキメキ活躍する! ちょっとラピュタっぽいか? これハッピーエンドなのかよく分からんけど良かったような気もする。
前々から気にはなっていたのがEテレでやっていたので録画。
地球のてっぺんってそういう意味か。
伯爵令嬢が港の酒場で1ヶ月働いてまで船を探しに行く。
そんだけお祖父様のことが好きだったんだなぁと。
そこに至るまでの汽車やらのあたりは何も知らないあたりがお嬢様らしくておかしかった。
極限状態での仲違い。実際そこまで追い詰められたことないけど、もう自分でも制御できなくなるんだろうなぁ。
気になっていた作品が見られてよかった。楽しかった。
真っ白な流氷の世界とブリザードの音がスゴい。食料がほとんど無くなった時の船員の極限状態もスゴかった。
主人公補正で上手くいったけど、サーシャが危険な海で自分勝手な行動をして、何にでも首を突っ込むのはちょっとイライラした。
ダバイ号遭難から時間が経ってるから、サーシャも祖父が生きてるなんて期待してなくて、『よりもい』の報瀬ぐらいの覚悟はしてたよね。
良いとこ無しのラルソン。ヒドい最期を迎えるかと思ってたけど、最後の最後に耳飾りのことを謝って死亡フラグ回避。