これは……きっつい1話。資本主義の果て、ディストピアといった感じの世界観。契約していなければ救急も後回しにされ、十分な金を払わなければ医療もそこそこ、賃貸もすぐにロックされ、火葬までも自動販売機のようにお手軽。
主人公と母が事件に巻き込まれるも、非契約者なのでトラウマチームに放置され、入院も安いプラン。母の容態について医者は「命に別条はない」とのことで「良かった。ここから主人公が心を入れ替えてお金を稼いで救う展開かな」とか思っていたら、ちょっとしたら「お亡くなりになりました~」なんてカジュアルに伝えられる。絶望感が凄い……。
とにかく主人公が冷遇され、きつい。が、たった一つの逆転の道筋。主人公が持っているインプラント。インプラントをインストールすることで、能力を獲得できるシステムのようだ。主人公のそれは売値が安い。何故なら……危険すぎて、買い手がつかないから。主人公はこれを自分にインストールすることにする――。
掴みがめっちゃ強い。絵もかっこいいし、これは良作の予感!!
ちなみにゲームの方(原作)のサイバーパンクはそれこそ発売当時に買ったんですが、スペック問題等で放置したまま今に至ります。いや、いつかやるつもりだった。ので、ゲームをやってからアニメを観ようと思っていたんだ。結局ゲームをやる時間が取れないし、アニメは別にゲームとそこまで強く結びついてないから単体で大丈夫と耳にして、先に観ちゃうことにした。アニメがよっぽど楽しめたらすぐにゲームもやります。
主人公辛い境遇。
題名通りサイバーパンク。
しょっぱなから辛い展開だな…
でも題名の通りめっちゃサイバーパンクな世界観で最高
金がモノを言うかんじ、このまさにサイバーパンクなかんじ、かなり期待できそう。
死者ですら金がなきゃこの扱いだもんなあ。格差が凄まじい。
どん底からどう這い上がるんだろう。
資本主義が行きつくところまで行ったかのようなドライな未来社会の描写が、強烈な演出もなくフラットに描かれていることがかえって恐ろしい。
骨壺がまるで自販機のドリンクのように吐き出されるシーンはあまりのブラックさに思わず笑ってしまったほど。