最後まで吸血を拒んで高潔な死を選んだアルクェイド、最後まで誓った理想を貫いて現世に留まらなかったセイバーとヒロイン像の根っこが同じだなと。奈須きのこ氏が初期に繰り返し描きたかった理想の気高きヒロインという感じかな。そして、慕う相手と共に未来を紡げない遠野志貴と衛宮士郎も。
今となっては入手困難な原作ゲームを未プレイなのだけど、登場人物の異能力などの設定がアニメでは描き切れていないような印象はあった。それでも、ダークで美しい作品だと思う。
真月譚 月姫 第12話。最終話。全然盛り上がらないなあ。不評は承知で見てみたわけだけど、原作の要素を無駄に浪費するわりには原作の魅力を全然表現できていない作品だった。