今回のダンまちは間違えなく歴代トップの仕上がりとなっていた。
中盤あたりから、見終わるたびにXで感想を漁り、原作先生の解説を読むのが本当に楽しかった。
それくらいのめりこめた5期。
感が過ぎた結果、すべてが良かった以外の語彙がなくなってしまいそうになるが、やはりフレイアという女神の可愛さ、悲しさ、愛おしさ。
フレイアという女神は愛は知っていたが、恋はしなかったのでは?という発想からこの話を思いついたと原作先生は言っていたが、そこからこの話をおもいつくのだから本当に素晴らしい才能だ。
あらゆる神から、人間から愛されるフレイアがただ一人恋した主人公ベル。ただしベルには思い人がいるのでその想いには答えることができない。
ただの失恋では終わらない壮大なわがままを発揮するわけだが、すべてはベルに恋をしてしまったが故。
どんどん変わるフレイアの表情や心情を察しながら見ると本当に悲しくなるが、面白い。
側近であるヘディンは最終話付近から評価が180度変わったが、最初から見返して一言一句確認したくなった。
とにかく細かい部分までこだわった作品だったが故に、終盤は毎週放送ではなくなってしまったが、
あれだけのクオリティで作品を生み出してくれたのだから、待ったかいがあったというもの。
時間を作って一期から見返したくなったし、原作、スピンオフ漫画まで手をだしてダンまちワールドを堪能したくなった。
放送時期もあって秋アニメと言ってよいのかわからないが、個人的には間違えなくNo1だった。