近未来な世界ならではの問題や、現代社会に通ずる問題を取り上げながらも、ストーリーの軸はハードボイルドな刑事もの。
お洒落な台詞回しとコミカルなシーンの融合で、世界観への没入を促してくる。
後半の人形使い編では、AIと人間の違い、AIから人間への進化に必要な「欠陥」、ネットに繋がることでの「死」への向き合い方などなど……
40年前の価値観では到底想像しえない事象を提起しており、原作者の異端さが垣間見える。
AIの普及、ネットの一般化が進んだ現代だからこそ、この作品を通じて、今一度当たり前となったものへと向き合うべきだと感じた。