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良い

革命祭の準備も進められる中で、レーナはこの前の黒羊からの声に辛さを感じていた。しかし、スピアヘッドの連中はこの声に慣れてしまったし目の前で惨く死ぬことも普通。補給物資も賄賂を持たせながら送ることは出来た。そして本当かどうかは分からないのだがスピアヘッドに増員の話も出てきそうだ。補給物資は何かと思ったら花火か。
アンジュもようやく泣けたと言っていた、彼女は抱え込みそうだしな。みんなのことを忘れないんだなと言ったけどその後シンは僕たちのことを忘れないでいてくれますか。と言った。レーナは当たり前だと言い、その前に死なせないと言い返した。レーナに伝えていないことがあるのか、クレナとアンジュ2人の秘密だろうか。それともスピアヘッド全員の秘密だろうか。花火、みんな楽しめたみたいだな。たとえ死んでも死神に連れて行ってもらえる、しかしシンは誰が連れて行ってもらえるのか。確かになぁ……
敵の拠点に攻め入った時に見たこともない長距離砲が出てきたせいで撤退。そして、シンは補充要員は来ないと言った。スピアヘッドは戦う最後の場所で、補充が来るのは彼らが死んでからしか来ないとわかっていた。いわゆる生き残ったやつの最後の墓場。さらに5年間生きれば共和国民に戻れると言うのも嘘だと言った。なぜそれでも戦うことが出来たのか、死ぬしかないとわかっていても彼らは誇りを守る、エイティシックスだってクソ人間はいる。そして共和国民のようなクズと同じような動きはしたくない。その誇りを胸に断頭台へ登る。彼らはそんな戦士なのだ。



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