結局夏祭りに行く比名子と汐莉。汐莉は夏祭りを楽しんでいる様子で比名子を引っ張っていく。しかし比名子は昔のことを思い出し楽しむことなんてできていない。家族のことを思い出したくないわけではない、でも思い出そうとすると胸が苦しくなる。汐莉に対してもうこれ以上美味しくはならないと言った。本当に食べるつもりがあるのかどうかと汐莉に聞いてきた。しかし彼女は本能的に牙をむける化け物たちがうらやましいと言っていた。汐莉、なぜか嘘なきみたいなやり方で比名子を謝らせることに成功。ちょっと草、彼女は相互理解のために質問をしたいと言った。どうしえそんなに比名子は死にたがっているのか。今あなたは腐ったクジラのようだと言い放った。比名子は家族旅行の際に事故で家族をすべて失っている。彼女はあと数メートル足をのばせば死ねるところにいた。しかし、彼女の耳に聞こえてきたのは「比名子だけは生きて」と言う言葉、幻聴だったかもしれないが彼女は死にたくてもそれが呪いとなって死ねないと思っているらしい。生きててラッキーと思わないのかと問われた汐莉が私は思うと言った時にひとでなしといった比名子。タイトル回収。どんな人でなしがやってきても指一本食べさせないと言った。彼女たちは少し相互理解ができたのではないだろうか。早く私に食べられたいと思うなら幸福になれる努力をしてくれと言われた比名子。美胡、比名子が嬉しそうなのわかるのか…、こんなわかりにくい子に?美胡は彼女のそばにずっといてくれた親友、事故の後も変わらず接してくれた。
妖怪めちゃくちゃ多いな、彼女がどれだけ引き寄せているのかわかる。ていうか、さっき妖怪見えないって言ってたと思うのだが、美胡は見えてるのでは?どういうこと?