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良い

人魚がいる世界で人魚の母親を持つ主人公は海底に沈んだピアノを弾くごとに母親を思い出せる。そんな彼のところに人魚が目の前に現れた。人魚に助けてもらった主人公・トシヒデは彼女、シジュにピアノを弾けるように教えることとなった。彼女もピアノを弾いてみたかったそうだ。この二人はあんぱんを上げたり、ピアノを教えているときに母親の影が見えたり仲良くしている。しかし、トシヒデはサメに襲われて血を出してしまった。シジュはその血を見てしまったからなのかトシヒデの耳にかじりついた。本能を見せられたトシヒデは海に行くことをやめた。シジュは謝りたかった。トシヒデは父親の話を聞いて、海底のピアノは母親が教えてくれた、そして人魚の母親の笑う顔はとてもきれいだったと言っていたし、こんなきれいな笑顔の子になら食べられても良いという気持ちだったみたいだ。父親と同じ気持ちだったと分かったトシヒデは海底ピアノを弾きに行った。感動する気持ちは人魚も人も一緒、分かり合えないことばかりではなく分かり合えることもあるのだ。人魚と分かり合えたトシヒデは朝までピアノを弾いた。人魚みんなに好かれたトシヒデ、まだ少し怖いがシジュと共にこれからも歩んでいく。美しい話だった。



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